
ブックメーカーとは英国で発祥した賭けの主催会社の総称です。全世界に数千社は存在すると言われているブックメーカーでは、あらゆることを賭けの対象にしているのが特徴です。例えばスポーツはもちろん、政治やエンターテインメントの分野での出来事、果ては明日の天気といったことまで賭けの対象になります。
競馬やサッカーといった日本でも公営ギャンブルとして賭けの対象になるものも取り扱っていますが、その大きな違いは公営ギャンブルが胴元の利益を確保した上でオッズを決めるのに対し、ブックメーカーでは最初にオッズを提示して賭ける人を募り、胴元は集まったお金から的中者へ支払う配当金を差し引いたものを手数料という形で収入にしています。
そのため、大番狂わせがあったりすると、場合によっては胴元が損をする可能性もあるのですが、その分賭けをする人への還元率が高いのが特徴です。
ギャンブルを投資として考えた場合、この還元率は非常に重要な要素になってきます。公営ギャンブルの還元率は胴元の収益を確保した上で払い戻しが行われるため、60%に満たないものも多いですが、ブックメーカーの場合は90%以上の還元率が期待できます。
サッカーに詳しくて、サッカーくじなどを投資の対象として考えている場合、同じ試合に賭けるのであれば、より還元率の高いブックメーカーを経由した方が成功の確率は高まるといえるでしょう。
